食品カテゴリーマップのご紹介

食品カテゴリーマップのご紹介

食品カテゴリーマップとは、食品に含まれる栄養成分の違いは、体内での働き(機能)となります。
わが国には2,000を超える食品が存在すると言われています。食品に多く含まれる栄養成分「主成分」の違いで7つの食品カテゴリーに分けているツールになります。

そもそも、栄養とは何か?

栄養とは、「身体の細胞に栄養素を落とし込む事」
こちらを考えた事はありますか?

人間の身体は細胞体で出来ています。
口から入ったものを消化し吸収し、細胞に落とし込むところまで働きます。
結論からお伝えすると、おさらいとなりますが、三大栄養素、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)をバランス良く摂ること。
カテゴリー1〜3をバランス良く摂る事で健康な身体作りに繋がります。
4〜7は摂取しなくても良いとされています。

食品カテゴリーマップを使用するメリット

★栄養の機能に基づいた食品選択サポートツールになる事。
★食生活の比較するときの分析ツールになる事。
各カテゴリーの特徴を簡単にご説明致します。

カテゴリー1主食(糖質、デンプン)

米、パン、麺類、芋等
身体づくりに欠かせない食品になります。
糖質は、脳が活動するに使われる成分となります。
糖質が消化され細胞に吸収されるとグルコース(ブドウ糖)が血液に取り込まれます。
→血糖の事です。
ブドウ糖は全身のエネルギー源となり、膵臓にインスリンというホルモンを分泌する働きを有しています。
また筋肉合成に必要なアミノ酸の吸収を促進させます。

糖質を摂ると太るというイメージというのは、過剰に摂取したグルコース(ブドウ糖)が筋肉に入らなくなった残りを脂肪に蓄積されていきます。量を見極め摂取が必要です。
主食は身体作りに必ず必要な栄養成分になりますので、必ず摂りましょう。
めちゃくちゃ大事です。

カテゴリー2主菜(たんぱく質、脂質)

脂質の量によってA<B<C<D<E 2分類されています。
また太りにくい順番にA〜Eに並びをしています。
動物性油よりも魚介類の油が太りにくい理由
魚介類の油は、多価不飽和脂肪酸というのが多く含まれており、肥満に対して予防や改善に働きかけます。

カテゴリー3 副菜(食物繊維、ビタミン、ミネラル)

野菜、きのこ、海藻類、こんにゃく等
低カロリーで摂取し、満腹感を得る事が出来る。
野菜から食べましょうという事の知識はいつの間にか付いた知識だと思いますが、ダイエット目的で良く話もされます。
理由は、食物繊維は細胞に落とし込むまで時間がかかる言われています。
「ダイエットの食べ方」
ベジタリアンファースト(最初は野菜から摂取)→カーボフィニッシュ(最後に糖質を摂取)の理由はこの事により勧められています。
「筋肉を付ける食べ方」
カーボファースト→ベジタリアンフィニッシュ
といった食べ方で身体作りでは考慮します。

カテゴリー4乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ等)

乳製品は、牛の脂が含まれているのでダイエット中は極力避けましょう。
ただし、成長期、食欲不振、拒食、高齢者等体重増量が必要の場合は摂取する事が効果的です。

カテゴリー5油類

脂質を多く含む食品です。
サラダ油、オリーブオイル、バター、マーガリン、ナッツ、アボカド等

アーモンドやアボカドには抗酸化作用や良質な油というメリットはありますが、カロリーは高い為、摂取量に注意です。
しかし運動すると脂質エネルギーというのが身体で起こっている為、補食として摂取する事を考慮します。

カテゴリー6果糖

果物、菓子、清涼飲料水等の嗜好食品。
体脂肪が付きやすいカテゴリーです。
どういう時に、果糖を摂取すれば良いか
運動中はもちろん、目的に合わせて摂取するとこを勧めます。

カテゴリー7アルコール類

増量、ダイエット中であれば摂取は厳禁です。
アルコールは代謝を止めてしまう作用があります。筋肉の合成を邪魔してしまう事で身体作りがうまくいかないとされています。

食品カテゴリーマップをスマホ内に保存して頂き、日々の食事管理にご活躍下さいませ。

小林 峻士

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